使用方法動画 バタフライ▼

使用方法動画 リアデルト▼

「バタフライ」は、主に胸の筋肉である**大胸筋(だいきょうきん)**を鍛えるためのトレーニングマシンです。両腕を広げた状態から前に閉じる動作が、まるで蝶(バタフライ)が羽ばたくように見えることから、この名前がつけられました。

バタフライの主な特徴と効果

  1. 大胸筋の内側を集中して鍛える ベンチプレスなどが大胸筋全体に刺激を与えるのに対し、バタフライは特に大胸筋の中央部に集中的に負荷をかけることができます。これにより、胸の中央の溝を深くし、メリハリのある胸板を作ることができます。
  2. 安全性が高い マシンの軌道が決まっているため、ダンベルを使ったフライと比べて、バランスを崩したり、重りを落としたりする心配がありません。初心者の方でも、安全に胸の筋肉を意識しながらトレーニングを行うことができます。
  3. 筋肉への刺激を逃がさない 常に負荷が筋肉にかかり続けるため、高い筋トレ効果が期待できます。特に動作の最後に両腕を閉じ切ったときに、大胸筋がギュッと収縮する感覚を強く感じることができます。

バタフライの正しい使い方

  1. シートの高さ調整 座ったときに、グリップやパッドが肩と同じ高さに来るようにシートを調整します。これが高すぎると肩に、低すぎると腕にばかり負荷がかかってしまいます。
  2. 正しい姿勢で座る 深くシートに座り、背中全体を背もたれにしっかりとつけます。胸を張り、肩甲骨を軽く寄せることで、胸の筋肉を意識しやすくなります。
  3. グリップの握り方(またはパッドへの腕の置き方)
    • グリップタイプ:軽く握り、手首が曲がらないようにします。
  4. 動作
    • 息を吐きながら、ゆっくりと両腕を胸の前に持ってきます。このとき、胸の筋肉が強く収縮していることを意識します。
    • 完全に閉じ切らずに、少し隙間を残すことで、筋肉への負荷を保ちます。
    • 息を吸いながら、ゆっくりと元の位置に戻します。腕を広げすぎると肩に負担がかかるため、肩のラインより少し前に留めるようにしましょう。

トレーニングのポイント

  • 肩をすくめない:動作中に肩が上がらないように注意します。肩に力が入ると、僧帽筋(首から肩にかけての筋肉)が使われてしまい、大胸筋への効果が薄れてしまいます。
  • 重量よりもフォームを重視:重い重量を無理に扱うよりも、軽めの重量でしっかりと胸の筋肉が収縮している感覚を掴むことが大切です。
  • ベンチプレスとの組み合わせ:ベンチプレスで大胸筋全体を鍛えた後、仕上げとしてバタフライを行うことで、胸の内側をさらに追い込むことができます。

バタフライは、胸のトレーニングの仕上げや、初心者の方のウォーミングアップとしても非常に有効なマシンです。正しいフォームで、効果的に胸の筋肉を鍛えましょう。

「リアデルト」とは、肩の筋肉である三角筋(さんかくきん)の後部を指す言葉です。

三角筋は、肩を覆う大きな筋肉で、

  • 前部(フロントデルト)
  • 中部(サイドデルト)
  • 後部(リアデルト)

の3つの部位に分かれています。

この中で「リアデルト」は、特に肩の後ろ側に位置する筋肉で、腕を後ろに引いたり、外側に開いたりする動作に関わります。

なぜリアデルトのトレーニングが重要なのか?

  1. 美しい肩のシルエットを作る: リアデルトを鍛えることで、肩に立体感が生まれ、丸くたくましい肩のラインを作ることができます。男性は逆三角形の体型に、女性は引き締まった美しい肩のシルエットに繋がります。
  2. 姿勢改善: 日常生活では、PC作業やスマートフォン操作などで肩が内側に入りがちです。リアデルトを鍛えることで、肩を正しい位置に保ち、猫背の改善や予防に役立ちます。
  3. 肩の怪我予防: 三角筋は、肩関節の安定に重要な役割を果たしています。特にリアデルトは普段使われにくいため、意識的に鍛えることで、肩のバランスが整い、四十肩・五十肩の予防にもつながります。

リアデルトマシン

  • 両腕を横に広げるようにして、肩の後ろの筋肉を収縮させるトレーニングです。初心者でも比較的フォームを安定させやすいのが特徴です。

リアデルトは、他の三角筋の部位に比べて意識しにくい筋肉ですが、トレーニングを継続することで、バランスの取れた美しい体づくりに欠かせない部位です。